子どもが入院になったら、年齢や病状、病院の方針によっては24時間の付き添いを病院から求められることがあります。
そんな時に慌てないように準備はしておきたい、でも何をしたらいいか分からない…
そんな自分の経験を元に書き残しておきたいと思います。
※実際入院をしたのは子どもか小学2年生の時で約2年前の事です。
制度など変更になっている部分があるかもしれません、気づかれたら教えてもらえたら有難いです。
入院費用の不安
入院と決まってから不安に思ったことが費用面でした。
うちの子は長女が2回、次男が1回入院を経験しておりその内長女が2ヶ月という長期で入院した事もあり費用面は大きな負担でとても不安でした。
前もって概算を聞こうにも、治療方針は大まかに決まっていたけど症状によって変わる可能性もあり、ハッキリとは聞けない状態でした。
とはいえ入院の必要があるのに中止にするわけにはいきませんので、色々調べました。
高額療養費制度
治療のため、医療費を削ることはできないけども自己負担分を抑えることが出来る制度があります。
同一月にかかった医療費の自己負担分が高額になった時に一定の金額を超えた場合に助成があります。一旦医療機関へ支払いをして、加入している健康保険へ申請をすると還付される制度です。
事前に高額になることがわかっていれば、手続きをして限度額認定証を入手しておくと超えた分の窓口支払いはありませんので便利です。
申請先は加入している健康保険によって変わります。
国保の場合はお住いの市町村窓口へ、社会保険の場合は保険証に記載されている保険者へ問い合わせをするといいでしょう。
自治体の子ども医療費助成
自治体の子ども医療費助成がある場合でも、多くの自治体は一旦支払いしてからの還付になりますので、自己負担分はある程度用意する必要があります。
助成は保険請求分のみ
高額療養費制度の助成はあくまで保険診療分のみの費用となります。
食事代や個室料、保険外診療分は対象外になるので注意が必要です。
子ども医療の還付は時間がかかる
私の住んでいる自治体は自己負担の金額が2万円以上になるとレセプト、診療内容をチェックすることに対する同意書が送られてきます。高額になるとお金が戻ってくるのに時間がかかりました。
普段の医療費還付は受診から2ヶ月後ですが、長女の長期入院の時はお金が戻るまでに4ヶ月かかりました。
しかもこちらから問い合わせをしてから動いてくれた感じ…
自治体によって対応が違うので、入院が決まったら還付までの流れを問い合わせておくことをおすすめします。
医療費助成も保険診療分だけの還付になりますが、自治体によっては自己負担分を助成する所もあるかもしれませんので事前に聞いてみると知らなかった制度があるかもしれません。
用意しておいて良かったもの
子供には食事やベッドなど必要なものはそろっているのですが、付き添いの親の食事やベッドは自分で用意しないといけません。
24時間付き添いとなると、それなりに親にもお金がかかります。
付き添い入院してみてこれは便利だった!と思ったものをご紹介します。
折りたたみベッド
使い慣れた寝具 |
病院でもレンタルが出来るところもありますが、期間によっては用意したほうが安い場合も。レンタルのベッドは狭いし固いので長期間精神的にもつらいです。 |
サランラップ | 一番便利だった日用品です。
子供がすぐに食事できなかったり、フルーツなどを切った時にラップしておいたり。 うちの子はご飯をおにぎりにしないと食べなかったので重宝しました。 |
ポータブルDVDプレーヤー | 病院でもプレーヤーはレンタルできたのですが、テレビカードが必要だったので途中から購入しました。 |
アナログ時計 | 病状が悪化したときにどのくらいの時間だったのか計るため。デジタルでもいいが、私は秒針があったほうが見やすかった。 |
懐中電灯 | 百均で売ってるもので十分です。
就寝後にこっそり本を読むために重宝。 |
ざっと挙げてみました。また思い出したら追加していこうと思います。
「子供が入院、付添入院で事前に準備しておきたいこと」をまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。